アルプス アルパイン

目次

アルプスアルパインのASICは、自社で培ったセンサー技術と高精度な回路設計力を融合し、車載や民生機器向けに高信頼・高性能な製品を提供しています。この記事では、アルプスアルパインのASICの特徴や開発事例などを紹介します。

アルプス アルパイン
引用元:アルプス アルパイン公式HP(https://www.alpsalpine.com/j/)

アルプス アルパインの
ASICの特徴

センサー内製技術と
高品質ASICの融合

湿度・気圧・地磁気・静電など20種類以上ものセンサー素子を長年にわたって自社で設計・製造してきた経験を持ち、その技術をASIC設計にダイレクトに活かしています。温度特性や信号出力の精度・ノイズ耐性などのセンサーの特性を深く理解したうえで専用回路を設計し、アナログ/デジタル変換、信号の補正処理、駆動回路といった要素をセンサーと一体化させたASICを提供可能です。

自社内のテスト・故障解析環境を有しており、素子-ASIC-パッケージに至る品質管理を一貫して行うことで、高い信頼性を保っています。

回路設計から量産までワンストップで提供

ASIC開発において仕様策定から設計・試作・評価・量産・品質管理・不具合解析までを一貫してサポートするフルターンキー対応が強みです。要望に応じて、回路設計、レイアウト、テスト、パッケージング、量産までワンストップで提供することで、開発期間の短縮とコスト最適化を実現。自社の検証設備や信頼性評価体制を活用し、高品質かつ安定した供給を可能にしています。

車載対応センサーに強い技術基盤

長年にわたり車載分野で培ったセンサー開発の実績を活かし、車載規格に準拠した高信頼ASICを提供しています。温度変動や振動、電磁ノイズなど過酷な環境条件に対応できる堅牢な設計と品質管理体制を確立。車載向け機能安全(ISO 26262)や品質規格(IATF 16949)への対応も進め、センサーとASICを組み合わせたソリューションで自動車の安全性・快適性を支える技術基盤を強みにしています。

参照元:アルプス アルパイン公式HP(https://www.alpsalpine.com/j/csr/quality/)

アルプス アルパインの
ASICの対応領域

アルプス アルパインの
ASICの事例

湿度、気圧、地磁気センサー信号コンディショニングIC
(ミックスドシグナル)

GMR素子を活用した製品です。外部センサー素子からのアナログ信号をまず増幅し、その後デジタルに変換して出力する機能を持ちます。具体的には、センサー素子の駆動、出力信号の増幅、信号補正処理、そして I²C/SPI などのインターフェースへの出力が含まれます。

湿度・気圧・地磁気という異なる物理量を扱うセンサーに対してそれぞれの特性を補正できる回路設計を行っており、民生用途で幅広く使われている構成です。

参照元:アルプス アルパイン公式HP(https://tech.alpsalpine.com/j/technology-info/asic/)

電流センサー(磁気比例式/平衡式)信号コンディショニングIC(アナログ)

車載用インバーターやバッテリーマネジメントシステム向けに、磁気比例式と磁気平衡式という2方式の電流センサーに対応したASICです。出力をアナログ信号のまま扱い、センサー素子の駆動、増幅、および温度特性補正の機能を持ちます。

参照元:アルプス アルパイン公式HP(https://tech.alpsalpine.com/j/technology-info/asic/)

DCモーター電流・電圧検出、
電流リップル信号検出IC(アナログ)

ブラシ付きDCモーターにおいて、モーター端子間の電圧と負荷電流を直接検知し、さらに電流のリップル成分をパルス信号に変換して出力します。センサーレス運用が可能。外付け磁気センサーを不要とすることで設計の簡素化とコスト削減を実現しています。

参照元:アルプス アルパイン公式HP(https://tech.alpsalpine.com/j/technology-info/asic/)

静電センサーIC(ミックスドシグナルAFE/SoC)

静電センサーIC(ミックスドシグナルAFE/SoC)は、パソコンのタッチパッドなどに用いられる静電センサー向けのASICです。タッチパネルやタッチパッドのセンサー情報を取得し、多チャンネルで高速動作を実現する「AFE-IC」と、マイコンを内蔵してワンチップで静電センサーとして動作する「SoC-IC」の2種類を開発しています。センシング機能と制御機能を1チップに集約できるため、システム構成の簡素化と高機能化の両立に寄与します。

また、SPI/UARTインターフェースに対応しており、SoC-ICはAEC-Q100 grade2にも対応しています。民生機器だけでなく、車載用途も見据えた高信頼なセンサーASICとして展開されている点も特徴です。

参照元:アルプス アルパイン公式HP(https://tech.alpsalpine.com/j/technology-info/asic/)

フルターンキーに
対応しているか?

設計から試作、信頼性試験、量産、品質管理、不具合解析までを一貫して担うフルターンキー型サービスを提供しています。

アルプス アルパインのASICの実績

参照元:アルプス アルパイン公式HP(https://tech.alpsalpine.com/j/technology-info/asic/)
アルプス アルパインの
ASICのまとめ
センサー用途に特化した
高性能ASIC

アルプスアルパインのASICは、長年培ったセンサー内製技術と高品質な回路設計力を融合し、車載・民生機器向けに高信頼かつ高性能なソリューションを提供しています。センサー用途に特化した高性能ASICを幅広く展開。仕様策定から量産まで一貫対応するフルターンキー体制を整え、車載規格に対応した品質基盤により、安全性と信頼性を両立しています。

ASICはメーカーにより得意分野が異なります。要件や目的に合ったASICメーカーを選びましょう。目的別にASICメーカーをまとめた特集ページを用意していますので、併せてご確認ください。

アルプス アルパインの会社概要

アルプスアルパインは、1948年に片岡電気として創業されました。1967年にはアルプス・モートローラとして設立され、1978年にアルパインへと改名。2019年にアルプス電気と経営統合し、現在の社名「アルプスアルパイン」となりました。センサー技術とASIC設計力を融合し、車載・民生・産業分野へ高品質製品を提供しています。

会社名アルプスアルパイン株式会社
本社所在地東京都大田区雪谷大塚町1-7
設立年1948年
電話番号03-3726-1211
公式サイトURLhttps://www.alpsalpine.com/j/
目的別
ASICメーカー3選

用途に特化した高性能な半導体を実現するための要であるASICは、メーカーによって得意とする領域や対応の柔軟性、設計支援体制に大きな差があります。

ここではASICの導入や開発を検討している企業担当者に向けて、信頼できるASICメーカー3社を厳選。それぞれの特徴や得意分野をわかりやすく紹介します。

汎用アナログ信号
への対応力なら
ジェピコ
ジェピコ公式HP
引用元:ジェピコ公式HP
https://www.jepico.co.jp/analog-asic.html
対応可能なプロセスノード

500nm/350nm/250nm/180nm

ASIC開発実績

OA機器/産業機器/住宅関連機器/車載/EOL相当品開発

など
おすすめの理由
  • 信号処理で多数の開発実績あり※1。無電源環境下で動作する低電力のミックスドシグナルIC等、難易度の高い仕様も、自社製品に合わせて実現しやすい
  • ファブレスメーカーとして、ウェハ製造~IC量産出荷まで一貫した品質保証が可能。デリバリ面でも安定した供給体制を構築している。
画像やAI処理などの
先端SoCへの対応力なら
ソシオネクスト
ソシオネクスト公式HP
引用元:ソシオネクスト公式HP
https://www.socionext.com/jp/
対応可能なプロセスノード

90nm/65nm/55nm/40nm/28nm/16nm/12nm/7nm/5nm

ASIC開発実績

TV/LPWA/衛星通信/スマートセンサー

など
おすすめの理由
  • RF通信向けソリューションの実績あり。低消費電力RF設計技術を活かし、カスタムSoCの省電力化を提案。
  • AI処理に対応したSoCを設計。Google Quantum AIと量子制御チップを共同開発※2するなど、先端領域への技術展開を強化。
光通信ネットワーク
への対応力なら
メガチップス
メガチップス公式HP
引用元:メガチップス公式HP
https://www.megachips.co.jp/product/asics/
対応可能なプロセスノード

TSMC:28nm/16nm FFC/5nm/7nm(計画中)
GF:22nm FDSOI/12nm(計画中)

ASIC開発実績

PON向け高速シリアルインターフェース(SerDes)

など
おすすめの理由
  • PON向けバーストモードCDR/SerDes技術で15年以上の開発実績※3(2025年8月調査時点)を有し、上り信号を安定化
  • 5G RU FPGAからASICへの変換により、システム性能を損なうことなく消費電力を最大55%削減※4し、低コスト化を実現

※1参照元:ジェピコ公式HP(https://www.jepico.co.jp/analog-asic/development_case.html)
※2参照元:日経クロステック(https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/24/02214/)
※3参照元:メガチップス公式HP(https://www.megachips.co.jp/product/asics/solution/optical-com/)
※4参照元:メガチップス(https://www.megachips.co.jp/product/asics/solution/optical-com/)

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