メガチップス

目次

メガチップスは、豊富なミックスドシグナル設計実績と高度なシステム統合力を活かし、高速通信や映像・車載・産業向けに最適化されたソリューションを提供するファブレス半導体メーカーです。ここでは、メガチップスのASICの特徴を紹介します。

メガチップス
引用元:メガチップス公式HP(https://www.megachips.co.jp/)

メガチップスのASICの特徴

ミックスドシグナル設計力と
豊富な実績

ミックスドシグナル(混載アナログ・デジタル)SoC設計において、ノイズ対策や信号品質、熱対策、パッケージ設計、PCB設計など、複雑化する設計課題に対応する高度な技術力を有しています。PON向けSerDesやディスプレイ用Timing Controller向けV-by-One、eDPなどの高速シリアルインターフェースにおける豊富な経験が強みです。バーストモードCDR技術を駆使して、柔軟なレーン構成やマルチプロトコル対応を実現しています。

高度なシステムインテグレーション

ASIC設計において単なる回路設計に留まらず、システム全体を俯瞰した統合的なアプローチを実現しています。ハードウェアとソフトウェアの最適化を同時に行うことで、信号伝送、消費電力、タイミング制御など複数要素のバランスを最適化し、高性能かつ信頼性の高い製品を提供可能です。

国内外拠点による開発・量産体制

日本国内の設計拠点に加え、海外の開発・製造拠点を活用したグローバル体制を構築しています。設計から試作、量産までの各工程を効率的に連携させることが可能です。国内拠点では高度な設計・検証技術を駆使し、海外拠点では量産対応やコスト最適化を実施。さらに、各拠点間での情報共有と品質管理を徹底することで、高品質かつ迅速な製品供給を実現しています。

メガチップスのASICの対応領域

メガチップスのLSIの事例

OA用途向け FPGA→ASIC転換

メガチップスでは、OA用途におけるFPGAからASICへの転換事例を公開しています。公開情報によると、55nmプロセスでASIC化したことで、単価を1,000円から400円へ低減しつつ、消費電力も1300mWから400mWへ削減した実績があります。

既存のFPGA資産を活用しながらASICへ移行できるため、量産時のコスト最適化と省電力化を両立しやすい点が特長です。開発開始から量産までの支援体制も整っており、量産フェーズを見据えたASIC化事例として参考になります。

画像認識LSI「Parsley」

メガチップスは、画像処理向け開発の事例として、画像認識LSI「Parsley」を公開しています。Parsleyは、組み込み画像認識に特化したSoC構成を採用し、画像認識DSPや画像処理アクセラレータ、大容量SRAM、周辺機能を組み合わせた設計が特長です。

想定アプリケーションとしては、動体検知、トラッキング、ジェスチャ認識、異常検知などが挙げられており、画像認識機能を必要とする機器向けASICの開発事例として活用できます。開発環境も用意されているため、組み込み画像処理分野での実績訴求に適した事例です。

フルターンキーに
対応しているか?

公式サイトに記載がありません(2025年9月調査時点)。

メガチップスのASICの実績

要問合せ

メガチップスのASICの
まとめ
ミックスドシグナル技術に
強みを持つASICメーカー

メガチップスのASICは、ミックスドシグナル設計力と豊富な実績により、高速通信や映像・ディスプレイ分野で高品質なソリューションを提供します。高度なシステムインテグレーションにより、ハード・ソフト・信号・消費電力を統合的に最適化し、顧客システムへの組み込みまで一貫サポート。国内外の拠点を活用した開発・量産体制を構築しています。

ASICはメーカーにより得意分野が異なります。要件や目的に合ったASICメーカーを選びましょう。目的別にASICメーカーをまとめた特集ページを用意していますので、併せてご確認ください。

メガチップスの会社概要

メガチップスは、1990年に設立された日本のファブレス半導体メーカーです。システムLSIの設計・開発に特化しており、親会社を持たない独立系企業として、少数精鋭の技術者集団が通信、車載、産業、IoTなど多岐にわたる分野向けにASICやSoCを提供しています。

特に、ミックスドシグナル技術を強みに、顧客のニーズに合わせた高性能なカスタムICを開発し、国内外の企業に提供しています。

会社名株式会社メガチップス
本社所在地大阪府大阪市淀川区宮原1-1-1 新大阪阪急ビル
設立年1990年
電話番号06-6399-2884
公式サイトURLhttps://www.megachips.co.jp/
目的別
ASICメーカー3選

用途に特化した高性能な半導体を実現するための要であるASICは、メーカーによって得意とする領域や対応の柔軟性、設計支援体制に大きな差があります。

ここではASICの導入や開発を検討している企業担当者に向けて、信頼できるASICメーカー3社を厳選。それぞれの特徴や得意分野をわかりやすく紹介します。

汎用アナログ信号
への対応力なら
ジェピコ
ジェピコ公式HP
引用元:ジェピコ公式HP
https://www.jepico.co.jp/analog-asic.html
対応可能なプロセスノード

500nm/350nm/250nm/180nm

ASIC開発実績

OA機器/産業機器/住宅関連機器/車載/EOL相当品開発

など
おすすめの理由
  • 信号処理で多数の開発実績あり※1。無電源環境下で動作する低電力のミックスドシグナルIC等、難易度の高い仕様も、自社製品に合わせて実現しやすい
  • ファブレスメーカーとして、ウェハ製造~IC量産出荷まで一貫した品質保証が可能。デリバリ面でも安定した供給体制を構築している。
画像やAI処理などの
先端SoCへの対応力なら
ソシオネクスト
ソシオネクスト公式HP
引用元:ソシオネクスト公式HP
https://www.socionext.com/jp/
対応可能なプロセスノード

90nm/65nm/55nm/40nm/28nm/16nm/12nm/7nm/5nm

ASIC開発実績

TV/LPWA/衛星通信/スマートセンサー

など
おすすめの理由
  • RF通信向けソリューションの実績あり。低消費電力RF設計技術を活かし、カスタムSoCの省電力化を提案。
  • AI処理に対応したSoCを設計。Google Quantum AIと量子制御チップを共同開発※2するなど、先端領域への技術展開を強化。
光通信ネットワーク
への対応力なら
メガチップス
メガチップス公式HP
引用元:メガチップス公式HP
https://www.megachips.co.jp/product/asics/
対応可能なプロセスノード

TSMC:28nm/16nm FFC/5nm/7nm(計画中)
GF:22nm FDSOI/12nm(計画中)

ASIC開発実績

PON向け高速シリアルインターフェース(SerDes)

など
おすすめの理由
  • PON向けバーストモードCDR/SerDes技術で15年以上の開発実績※3(2025年8月調査時点)を有し、上り信号を安定化
  • 5G RU FPGAからASICへの変換により、システム性能を損なうことなく消費電力を最大55%削減※4し、低コスト化を実現

※1参照元:ジェピコ公式HP(https://www.jepico.co.jp/analog-asic/development_case.html)
※2参照元:日経クロステック(https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/24/02214/)
※3参照元:メガチップス公式HP(https://www.megachips.co.jp/product/asics/solution/optical-com/)
※4参照元:メガチップス(https://www.megachips.co.jp/product/asics/solution/optical-com/)

目的別おすすめ
ASICメーカー3選