三栄ハイテックス

目次

三栄ハイテックスのASICは、一貫した開発フローによる高品質設計、P&R・DFTを活用した低消費電力・高効率設計を行っているASICメーカーです。この記事では、三栄ハイテックスのASICの特徴や開発事例、対応領域などを紹介します。

三栄ハイテックス
引用元:三栄ハイテックス公式HP(https://www.sanei-hy.co.jp/)

三栄ハイテックスのASICの特徴

一貫した開発フローによる高品質設計

仕様検討から論理設計、検証、P&R(配置配線)までの一貫した開発フローを採用しています。この統合的なプロセスにより、設計の整合性と品質が確保され、仕様変更への柔軟な対応が可能です。また、各工程で詳細なドキュメントとエビデンスを作成し、お客様との密な連携を図ることで、信頼性の高い設計を実現しています。

P&R・DFTを駆使した低消費電力・
高効率設計

P&R(配置配線)技術とDFT(Design for Testability)を駆使した設計手法により、低消費電力かつ高効率な動作を実現しています。高度な配置配線最適化により信号経路の短縮とクロック分布の均一化を図り、電力消費を抑制可能です。

また、DFTを組み込むことで製造後のテスト効率を向上させ、不良率低減と高信頼性を両立。IoT機器や産業機器など、電力効率が求められる幅広い用途に対応しています。

グローバル拠点を活用した
柔軟な開発体制

日本国内だけでなく海外拠点も活用したグローバルな開発体制を構築しています。異なるタイムゾーンや文化圏での作業を効率的に連携させ、開発スピードと柔軟性を向上。現地技術者との密なコミュニケーションにより、仕様変更や設計課題にも迅速に対応可能です。

また、グローバルなリソースの最適活用により、コスト効率を保ちながら高品質なASIC開発を実現しています。

三栄ハイテックスのASICの
対応領域

三栄ハイテックスのLSIの事例

CISデジタル設計

監視カメラ、車載、医療向けなどの用途に対応したデジタルブロック設計を手掛けています。主な機能ブロックには、ローリングシャッター制御、グローバルシャッター制御、露光時間制御、HDR、VDEC、HDECなどが含まれます。既存の設計資産を活用し、機能仕様・設計仕様から検証項目を抽出して、品質向上と検証時間の短縮を図っています。

参照元:三栄ハイテックス公式HP(https://www.sanei-hy.co.jp/case/lsi/cis/)

Mixed-Signal LSI
デジタル部設計

デルタシグマ型ADCを中心に、アナログ・デジタル協調設計を通じて高性能・省電力・小型化を実現しています。デジタル部では、デジタルフィルター、シリアルインターフェース(I2C、SPI)、ADC制御、シーケンス制御、非揮発性メモリ制御(eFUSE、OTP)などの機能を担当。アナログ回路設計者と密に連携し、システム全体を最適化する設計を行っています。

参照元:三栄ハイテックス公式HP(https://www.sanei-hy.co.jp/case/lsi/mixed-signal/)

デジタル信号処理設計

通信機器向けに高精度なデジタルフィルタや同期復調回路を設計しています。これらの回路は、低消費電力でありながら高い演算精度を実現し、通信品質の向上に寄与しています。FPGAやASICの設計経験を活かし、適切な回路構成とタイミング設計を行い、製品の小型化と高性能化を達成しています。

参照元:三栄ハイテックス公式HP(https://www.sanei-hy.co.jp/case/lsi/dsp/)

モバイル機器・マイコン向け センサー信号処理回路

三栄ハイテックスは、モバイル機器やマイコンと組み合わせて使われる各種センサーの信号処理部を設計しています。CMOSイメージセンサーやモーションセンサー、温度センサー、抵抗変化センサーなどに対応しており、周辺回路からレイアウトまで一貫して設計できる点が強みです。

画素周辺回路の要素回路設計からトップ回路設計、低ノイズ設計、低消費電力設計まで幅広く対応しており、小型化や高性能化が求められるセンサー関連機器に適した実績として訴求できます。

参照元:三栄ハイテックス公式HP(https://www.sanei-hy.co.jp/case/lsi/sensors/)

車載・IoT機器向け パワーマネジメントIC

三栄ハイテックスは、絶縁方式・非絶縁方式の両方に対応し、数kWまでの多様なカスタム電源の設計実績を有しています。LDO、DCDC、チャージポンプなど幅広い回路方式を扱っており、要求仕様や用途に応じて最適な回路方式を選定できる点が特長です。

車載向けPMIC、マイコン向け電源、IoT機器向けの低消費電力電源などの実績があり、ノイズ特性や保護機能まで踏まえた提案が可能です。高精度な出力制御や低消費電力化にも対応しており、アナログASIC・ミックスドシグナルASICの関連事例として加筆しやすい内容です。

参照元:三栄ハイテックス公式HP(https://www.sanei-hy.co.jp/case/lsi/power-management/)

フルターンキーに
対応しているか?

ASICの設計から製造、量産までを一貫して手がけるフルターンキー型サービスを提供しています。

三栄ハイテックスのASICの実績

要問合せ

三栄ハイテックスのまとめ
高品質・低消費電力・
多用途対応を実現

三栄ハイテックスのASICは、一貫した開発フローにより高品質設計を実現しています。P&R・DFT技術を活用した低消費電力・高効率設計が強みです。グローバル拠点を活用した柔軟な開発体制により、仕様変更や多様な用途に対応しています。デジタル、アナログ、ミックスドシグナルなど幅広い領域に対応し、IoT、通信、車載、医療など多彩な分野での活用が可能です。

ASICはメーカーにより得意分野が異なります。要件や目的に合ったASICメーカーを選びましょう。目的別にASICメーカーをまとめた特集ページを用意していますので、併せてご確認ください。

三栄ハイテックスの会社概要

三栄ハイテックスは、1983年に設立された半導体設計会社です。主にASICやLSIの設計開発を手掛け、デジタル、アナログ、ミックスドシグナルなど多岐にわたる領域に対応しています。高品質な設計と低消費電力・高効率な回路設計を特徴とし、国内外の拠点を活用した柔軟な開発体制を構築。IoT機器や車載機器、医療機器、通信機器など、幅広いアプリケーションに対応したソリューションを提供しています。

会社名三栄ハイテックス株式会社
本社所在地静岡県浜松市中央区子安町311-3
設立年1983年
電話番号053-465-1555(IVR:2)
公式サイトURLhttps://www.sanei-hy.co.jp/
目的別
ASICメーカー3選

用途に特化した高性能な半導体を実現するための要であるASICは、メーカーによって得意とする領域や対応の柔軟性、設計支援体制に大きな差があります。

ここではASICの導入や開発を検討している企業担当者に向けて、信頼できるASICメーカー3社を厳選。それぞれの特徴や得意分野をわかりやすく紹介します。

汎用アナログ信号
への対応力なら
ジェピコ
ジェピコ公式HP
引用元:ジェピコ公式HP
https://www.jepico.co.jp/analog-asic.html
対応可能なプロセスノード

500nm/350nm/250nm/180nm

ASIC開発実績

OA機器/産業機器/住宅関連機器/車載/EOL相当品開発

など
おすすめの理由
  • 信号処理で多数の開発実績あり※1。無電源環境下で動作する低電力のミックスドシグナルIC等、難易度の高い仕様も、自社製品に合わせて実現しやすい
  • ファブレスメーカーとして、ウェハ製造~IC量産出荷まで一貫した品質保証が可能。デリバリ面でも安定した供給体制を構築している。
画像やAI処理などの
先端SoCへの対応力なら
ソシオネクスト
ソシオネクスト公式HP
引用元:ソシオネクスト公式HP
https://www.socionext.com/jp/
対応可能なプロセスノード

90nm/65nm/55nm/40nm/28nm/16nm/12nm/7nm/5nm

ASIC開発実績

TV/LPWA/衛星通信/スマートセンサー

など
おすすめの理由
  • RF通信向けソリューションの実績あり。低消費電力RF設計技術を活かし、カスタムSoCの省電力化を提案。
  • AI処理に対応したSoCを設計。Google Quantum AIと量子制御チップを共同開発※2するなど、先端領域への技術展開を強化。
光通信ネットワーク
への対応力なら
メガチップス
メガチップス公式HP
引用元:メガチップス公式HP
https://www.megachips.co.jp/product/asics/
対応可能なプロセスノード

TSMC:28nm/16nm FFC/5nm/7nm(計画中)
GF:22nm FDSOI/12nm(計画中)

ASIC開発実績

PON向け高速シリアルインターフェース(SerDes)

など
おすすめの理由
  • PON向けバーストモードCDR/SerDes技術で15年以上の開発実績※3(2025年8月調査時点)を有し、上り信号を安定化
  • 5G RU FPGAからASICへの変換により、システム性能を損なうことなく消費電力を最大55%削減※4し、低コスト化を実現

※1参照元:ジェピコ公式HP(https://www.jepico.co.jp/analog-asic/development_case.html)
※2参照元:日経クロステック(https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/24/02214/)
※3参照元:メガチップス公式HP(https://www.megachips.co.jp/product/asics/solution/optical-com/)
※4参照元:メガチップス(https://www.megachips.co.jp/product/asics/solution/optical-com/)

目的別おすすめ
ASICメーカー3選