台湾に拠点を置くFaraday Technology Corporationは、ファブレスASICやシリコンIPを提供するメーカーです。ここでは、同社のASICの特徴に加え、開発事例や対応領域について調査し、情報をまとめていますのでぜひ参考にご覧ください。

豊富な自社開発IPを所有しています。複数プロセスに対応している、4,000種類を超えるシリコン実装済みの自社開発IPソリューションを提供するとともに、サードパーティのIPも使用でき、高品質かつ価格競争力を持つASICを提供しています。
同社はこれまでに2,500件以上のプロジェクトに対応しており、何千万にも及ぶチップを納品することによって、世界中の半導体プロバイダーと強固なパートナーシップを築いています(※)。
同社はさまざまなASIC設計サービスを提供していて、FPGA-Go-ASICにも対応しています。このサービスでは、最適化されたプロセスノードと、顧客が求める機能を満たすためのIP構成を採用して、チップコストを削減できます。また、複数のFPGAを1つのASICに統合して、コストや基板面積、消費電力の大幅な削減につなげることができます。
設計開発プロセスは、SGS-TUV SaarからISO 26262(自動車機能安全規格)の認証を受けています。ASICの設計プロセスや製品コンセプトの立案から量産に至るまで、人命に危険が及ばないように、設計・開発・検証全体が体系的に管理されています。
Faraday Technology Corporationは、データ通信用途のASICにおいて、10件以上のプロジェクトを成功させた実績を公表しています。対象には、アクセス機器、アグリゲーション・スイッチ、サーバ・アダプタ、ホーム・ゲートウェイなどが含まれ、主にUMCの28nm HPCおよび40nm LPプロセスが採用されています。
ネットワーキングASICやSoCの開発では、高速インターフェースIPの集積化やテストの実績を重ねており、10Gから100Gのネットワーク・スイッチ、マルチギガビット・サーバ・アダプタなど、通信インフラ向けの高性能ASIC開発を支援しています。
Faraday Technology Corporationは、日本・米国・台湾の大手プロジェクターメーカー向けに、プロジェクター用ASICを提供してきた実績を公表しています。対象アプリケーションには、ハイエンド4K/8Kプロジェクター、ヘッドアップディスプレー(HUD)、AR、3D検知ピコプロジェクターなどが含まれます。
同社のプロジェクター用ASICは、MIPI、V-by-One、LVDS、LPDDR、DDRなどの高速インターフェースIPを活用し、高解像度・高帯域幅のSoC開発に対応しています。公式発表では、プロジェクター用SoCで数百万台規模の出荷実績があることも示されています。
Faraday Technology Corporationは、公式サイト上で2,500件以上のプロジェクトを完成させ、何千万個にも及ぶチップを納品してきたと公表しています。また、会社概要では、30年以上の経験を通じて数千件に及ぶデザインを成功させ、世界中に年間数億個規模のASICチップを出荷していることも示されています。なお、同社はIntel、Samsung、UMCなどのファウンドリ戦略パートナーとの協業を通じて、レガシープロセスからFinFETプロセスまで、幅広い設計プラットフォームに対応しています。
同社では、仕様設計や回路設計、レイアウト設計、製造・テストのすべてのステップに対応し、「ASICターンキーソリューション」を提供しています(※)。(2025年12月調査時点)
※参照元:Faraday Technology Corporation公式サイト(https://www.faraday-tech.com/jp/content/index)
同社は、ファブレスASICベンダーとして、顧客の要望に応じた幅広いソリューションを提案できます。自社開発IPを多数保有していて、設計リスクの低減や開発日程短縮、ライセンス費用の低減により価格競争力を持つASICを提供できます。さらにUMCのほか、サムスンやインテルなどさまざまなパートナーと強い関係を構築していて、さまざまなアプリケーションに合ったASICを提供しています。
ASICはメーカーにより得意分野が異なります。要件や目的に合ったASICメーカーを選びましょう。目的別にASICメーカーをまとめた特集ページを用意していますので、併せてご確認ください。
Faraday Technology Corporationは、UMC(聯華電子股份有限公司)から独立して1993年に設立された、ファブレスASIC及びシリコンIP(知的財産)のプロバイダーです。台湾新竹市に本社を置き製品を提供しています。テクニカルサポートを米国・日本・中国・インド・ベトナムなど世界中に持って、顧客に対してリアルタイムでサポートを提供できる体制を整えています。
| 会社名 | Faraday Technology Corporation |
|---|---|
| 本社所在地 | No.5, Li-Hsin Rd.III, Hsinchu Science Park, Hsinchu City, Taiwan 300, R.O.C. |
| 設立年 | 1993年 |
| 電話番号 | +886 3 578 7888 |
| 公式サイトURL | http://www.faraday-tech.com/ |
用途に特化した高性能な半導体を実現するための要であるASICは、メーカーによって得意とする領域や対応の柔軟性、設計支援体制に大きな差があります。
ここではASICの導入や開発を検討している企業担当者に向けて、信頼できるASICメーカー3社を厳選。それぞれの特徴や得意分野をわかりやすく紹介します。
500nm/350nm/250nm/180nm
OA機器/産業機器/住宅関連機器/車載/EOL相当品開発

90nm/65nm/55nm/40nm/28nm/16nm/12nm/7nm/5nm
TV/LPWA/衛星通信/スマートセンサー

TSMC:28nm/16nm FFC/5nm/7nm(計画中)
GF:22nm FDSOI/12nm(計画中)
PON向け高速シリアルインターフェース(SerDes)
※1参照元:ジェピコ・セミコンダクター公式HP(https://www.jepico-semiconductor.co.jp/)
※2参照元:日経クロステック(https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/24/02214/)
※3参照元:メガチップス公式HP(https://www.megachips.co.jp/product/asics/solution/optical-com/)
※4参照元:メガチップス(https://www.megachips.co.jp/product/asics/solution/optical-com/)