ジェピコは、エレクトロニクス専門商社として培った経験と、アナログASICのカスタム専業ファブレスメーカーとしての強みを併せ持つ企業です。この記事では、ジェピコのASICの特徴や開発事例、対応領域などを紹介します。

アナログASIC専業ファブレスメーカーとして、センサー信号処理などのアナログフロントエンド設計から、さまざまなプロセス技術・パッケージ技術を活用したカスタム設計が可能です。経験豊富なアナログ技術者が、回路設計・シミュレーション段階でお客様の仕様に応じて適切なプロセスやパッケージを選定し、それに基づいた設計を行います。
高性能・高精度を求められる用途でも、ノイズ耐性・温度特性などの回路レベルでの細かなチューニングが可能です。
ジェピコは、仕様策定から回路設計、試作・評価、量産に至るまでをワンストップで提供する「フルターンキーサービス」を展開しています。設計段階だけでなく、プロセス選定やテスト開発、パッケージング、量産立ち上げまで一貫して対応することで、開発期間の短縮や品質の安定化を実現。複雑な工程を分断せずに進められます。
多数のASIC量産を手掛けてきた実績があり、安定した供給体制を築いています。半導体製品に不可避な「EOL(生産終了)」問題に対しては、代替設計やプロセス移行を含む柔軟な対応を提供。長期供給が求められる産業機器や社会インフラ分野においても、お客様の製品ライフサイクルをしっかりと支えます。
豊富な経験に基づく量産管理力とサポート体制が、安心のパートナーシップを実現します。
高感度な計測や安定した制御を実現するため、複数の機能が統合されています。微小な信号を正確に増幅する高ゲインアンプをはじめ、バンドパスフィルタ(BPF)、ローパスフィルタ(LPF)、ハイパスフィルタ(HPF)といった柔軟なフィルタ設定により不要なノイズを効果的に除去。ピークホールド検波回路を搭載することで、一時的な信号の最大値を正確に捉えることが可能です。
さらに、入力センサーの特性に応じてインピーダンス設計やフィルタ構成、ゲイン配分を最適化し、顧客の用途に合わせた高信頼性のソリューションを提供しています。
複数のLDO(Low Dropout Regulator)を高度に制御・管理することで、効率的な電源供給を実現しています。各アプリケーションに最適化された専用設計により、必要な電圧・電流を安定的に供給するとともに、無駄な消費を抑えることが可能です。省エネルギーと高信頼性を両立した電源ソリューションを提供しています。
OA機器向けセンサー信号処理ICは、~1Mゲート規模のロジック回路に加え、SRAMやPROMを内蔵し、高速な10bit ADCおよび10bit DACを搭載した高機能デバイスです。アナログ信号処理からオフセット調整、デジタル変換、さらにデータ処理までをワンチップで一貫して実行できるため、後段のMPUにかかる負荷を大幅に軽減できます。
その結果、システム全体の処理効率が向上し、OA機器に求められる高速性や信頼性を確保しながら、さらなるパフォーマンスの向上を実現します。
産業機器向け複合電源+アナログ演算ICは、降圧DCDCコンバータやシャントレギュレータに加え、多数のOPAMP回路、多数のコンパレータ回路を集積したデバイスです。機能ごとに最適な電源回路を選択できる構成により、ノイズ特性の改善や高速応答性能の追求につなげられます。
電源回路とアナログ演算回路を複合化することで、用途に応じた高性能化を図りやすく、産業機器に求められる安定動作や高精度な制御の実現に貢献します。
OA機器向け周波数応答センサー駆動ICは、多チャンネル・高電圧・高速対応の構成を備えたデバイスです。ロジックによる柔軟な並列処理とアナログベースの高電圧・高電流対応を組み合わせることで、さまざまなアプリケーションに対応しやすい設計となっています。
さらに、各種インターフェイスに対応しているため、システム全体の構成自由度を高めながら、OA機器に求められる柔軟なシステム構築を実現しやすくなります。
ASICの設計から製造、量産までを一貫して手がけるフルターンキー型サービスを提供しています。
※2026年3月31日確認時点
ジェピコのASICは、アナログ専業ファブレスメーカーとして培った高度なアナログ設計力を強みとし、用途に応じた適切なカスタム回路を実現しています。仕様策定から量産までを一貫して担うフルターンキーサービスにより、開発効率と品質を両立。EOL問題に対する柔軟な対応と豊富な量産実績で、長期供給を必要とする産業分野にも安心して導入できる体制を整えています。
ASICはメーカーにより得意分野が異なります。要件や目的に合ったASICメーカーを選びましょう。目的別にASICメーカーをまとめた特集ページを用意していますので、併せてご確認ください。
ジェピコは、1972年に設立されたエレクトロニクス専門商社で、本社を東京・新宿に置いています。設立当初は電子部品の輸入・販売を中心に事業を拡大し、防衛・宇宙分野への参入やLEDや画像処理LSIの扱いなどを通じて多角化を推進。近年はアナログASICの開発も展開しています。
「宇宙・防衛」「IoT」「無人機」など複数の先端領域に対応する技術力と市場展開力を持つ企業です。
| 会社名 | 株式会社ジェピコ |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー34F |
| 設立年 | 1972年 |
| 電話番号 | 公式サイトに記載がありませんでした |
| 公式サイトURL | https://www.jepico.co.jp/ |
用途に特化した高性能な半導体を実現するための要であるASICは、メーカーによって得意とする領域や対応の柔軟性、設計支援体制に大きな差があります。
ここではASICの導入や開発を検討している企業担当者に向けて、信頼できるASICメーカー3社を厳選。それぞれの特徴や得意分野をわかりやすく紹介します。

500nm/350nm/250nm/180nm
OA機器/産業機器/住宅関連機器/車載/EOL相当品開発

90nm/65nm/55nm/40nm/28nm/16nm/12nm/7nm/5nm
TV/LPWA/衛星通信/スマートセンサー

TSMC:28nm/16nm FFC/5nm/7nm(計画中)
GF:22nm FDSOI/12nm(計画中)
PON向け高速シリアルインターフェース(SerDes)
※1参照元:ジェピコ公式HP(https://www.jepico.co.jp/analog-asic/development_case.html)
※2参照元:日経クロステック(https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/24/02214/)
※3参照元:メガチップス公式HP(https://www.megachips.co.jp/product/asics/solution/optical-com/)
※4参照元:メガチップス(https://www.megachips.co.jp/product/asics/solution/optical-com/)