MediaTekは、高度なSoC開発力と先端プロセス技術を活かしたASICを提供し、モバイルからデータセンター、AIアクセラレータまで幅広い用途に対応しています。この記事では、MediaTekのASICの特徴や対応領域などを紹介します。

長年のSoC開発経験に基づき、試作・検証プロセスを効率化しており、設計から量産までの開発全工程を総合的に支援します。仕様策定や設計段階での技術相談、検証・試作支援、製造後の最適化まで一貫してサポート。単なる設計技術ではなく、幅広い用途や要件に応じて適切なASICを設計・調整できる点に強みがあります。
モバイル、IoT、データセンター、AIアクセラレータなど、多様なアプリケーション向けに最適化された回路設計や機能統合が可能。高度なCPU/GPU/AIエンジンなどの自社IPを組み合わせ、性能や消費電力、面積をバランスよく調整したカスタムチップを提供できます。
先端の半導体プロセスを活用し、高性能と省電力を両立した設計が可能です。先端ノードによるトランジスタ集積度の向上や回路最適化技術により、処理性能を維持しながら消費電力を大幅に削減。モバイルやエッジAIなど、電力制約の厳しい用途でも高効率な動作を実現し、長時間稼働や熱設計の最適化に貢献します。
データセンターやAIアクセラレータ、ネットワーク機器向けに最適化された高性能カスタムチップを提供します。大規模データ処理や高速通信に対応するため、先端プロセスや高帯域幅メモリ、専用アクセラレーション機能を統合。高効率かつ信頼性の高い設計により、企業の要求する性能・拡張性・運用コストの最適化を支援します。
MediaTekはDENSOと連携し、ADASおよびコックピットシステム向けの車載カスタムSoCを共同開発しています。DENSOの車載安全技術と車両統合ノウハウ、MediaTekの高性能・高効率SoCおよびAI技術を組み合わせることで、次世代の運転支援に向けたスケーラブルなプラットフォームの構築を進めています。
この事例では、ISO 26262準拠やASIL-B/Dレベルの機能安全、AEC-Q100対応に加え、カメラ・レーダー・LiDARを活用したマルチセンサーフュージョンにも対応しており、量産を見据えた車載向けカスタムSoC開発の実績として活用できます。
MediaTekはNVIDIAと協業し、パーソナルAIスーパーコンピューター「NVIDIA Project DIGITS」向けGB10 Grace Blackwell Superchipの設計に参画しています。ArmベースSoCで培った性能設計と省電力技術を活かし、AI研究者や開発者向けの先進的なコンピューティング基盤づくりを支える事例です。
この取り組みは、MediaTekがスマートフォンやIoT分野で蓄積してきた技術力を応用し、高性能と電力効率を両立するSoC設計をAI分野の先端案件に展開している実績として紹介できます。
ASICの設計から製造、検証、量産供給までを一貫対応するフルターンキー型サービスを提供しています。
2024年10月時点で、MediaTekはASIC分野において70件超の製品テープアウト実績を公表しています。
同時点で、ASICの出荷実績は10億個超とされています。
あわせて、56G/112G ASIC、Retimer、AECソリューションの展開実績を有し、224G SerDesも発表しています。
MediaTekのASICは、高度なSoC開発力を活かした柔軟なカスタム対応、先端プロセスと低消費電力設計技術、そしてエンタープライズ向けの高性能ソリューションを特徴としています。用途や仕様に応じた最適化設計により、モバイルからデータセンター、AIアクセラレータまで幅広く対応。高効率かつ信頼性の高いASICを提供し、顧客の開発リスクを低減しながら迅速な市場投入を実現します。
ASICはメーカーにより得意分野が異なります。要件や目的に合ったASICメーカーを選びましょう。目的別にASICメーカーをまとめた特集ページを用意していますので、併せてご確認ください。
1997年5月28日に台湾・新竹科学工業園区で設立されたファブレス半導体メーカーです。2001年には台湾証券取引所に上場しました。モバイルデバイス、ホームエンターテインメント、IoT、AIoTなど多岐にわたる分野で革新的なシステムオンチップ(SoC)を開発しています。日本法人であるメディアテックジャパンは、2007年11月に設立され、東京に拠点を構えています。
| 会社名 | メディアテックジャパン株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都品川区東五反田2-10-2 東五反田スクエア9F |
| 設立年 | 2007年 |
| 電話番号 | 03-5447-6900 |
| 公式サイトURL | https://www.mediatek.com/ja-jp/ |
用途に特化した高性能な半導体を実現するための要であるASICは、メーカーによって得意とする領域や対応の柔軟性、設計支援体制に大きな差があります。
ここではASICの導入や開発を検討している企業担当者に向けて、信頼できるASICメーカー3社を厳選。それぞれの特徴や得意分野をわかりやすく紹介します。

500nm/350nm/250nm/180nm
OA機器/産業機器/住宅関連機器/車載/EOL相当品開発

90nm/65nm/55nm/40nm/28nm/16nm/12nm/7nm/5nm
TV/LPWA/衛星通信/スマートセンサー

TSMC:28nm/16nm FFC/5nm/7nm(計画中)
GF:22nm FDSOI/12nm(計画中)
PON向け高速シリアルインターフェース(SerDes)
※1参照元:ジェピコ公式HP(https://www.jepico.co.jp/analog-asic/development_case.html)
※2参照元:日経クロステック(https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/24/02214/)
※3参照元:メガチップス公式HP(https://www.megachips.co.jp/product/asics/solution/optical-com/)
※4参照元:メガチップス(https://www.megachips.co.jp/product/asics/solution/optical-com/)